残したい大阪・泉州・堺の景色
泉州地域にはたくさんの昔ながらの景色がある。
お城、城下町、田園風景、少し新しいものでは商店街などに並ぶお店の数々。
他にも泉州地域にお住まいの方には自慢できるような地元の風景が多くあるだろう。
私の住む陶器には大きく田園風景が広がっている。
私にとっては家の前に広がる田園風景は今後何年も残り続けて欲しい景色であり、非常に美しく癒やされる景色である。
だがここ10年で少しずつこの景色は小さくなってきている。
私はいつも田園風景が減る度に少し寂しく思う。
この財産を残していくのは容易ではない。祭りがある泉州地域では、地元に帰って来てくれる人は他の地域と比べると多い。
だが現代では多くの若者は大学に行く。そして大阪以外の地で働くことが増えている。また少子化で若い人は少ない。
泉州の田園風景には跡継ぎがいないのだ。
はたしてだんじり祭の跡継ぎは本当に存在するのだろうか。
あなたのだんじり祭の景色が小さくなる日も近いかもしれない。