岸和田市 上町 だんじり
以前入魂式の際にじっくりと見る機会がありました。
彫り物、姿見、組み物などあまり詳しく知らないですが、数だけはかなり多く見てきました。
ですがなんとなく
このだんじりがええだんじりやとよく言われる理由が分かったような気がしました。
90年ほど前に彫られたと思えないほど繊細で、隅々の雑兵にまで凝っているように感じました。
サイズ感というか、体の部位、武器の大きさの比が最近の彫り物と少し異なる気がします。
この感じの方が彫り物たらしめているように感じます。
最近は斬新なデザインにすることや色を変えることも良くありますが、たしか記憶が正しければ、交差旗、後旗など同じデザインで新調。
最後のパーツである化粧まで町の方々によってこだわり抜かれた味のあるだんじりでした。